スナイパーキャラ説明



ストーリー

明確な理由は知られないままに、裏の世界で名の通った組織が壊滅される日々が続いていた。
美しい少女が指揮に立って、構成されているその集団は、「スナイパー」と呼ばれ恐れられていた。






CAST


(か のえ)

この話の主人公。姫にその力量を買われ、スナイパーの一員となる。
幼い頃の記憶がなく、時折脳裏に浮かび上がるのは、「人殺し」という声、悲鳴、そしてこちらに銃口を向ける人影の映像のみであり、
その委細は分からない。
しかし、それでいて性格は実直素直であり、茄月、弥星、玖音のドタバタな惨劇にいつも巻き込まれている。
最終的に可哀相な目に合うが、唯一葉月にのみ哀れみの目を向けられるだけで、それから逃れられたことは一度もない。







(ひのえ)

庚の戦いを好む、もう一つの顔。しかし丙の言葉によると「庚」とは、自分の影を映し たような存在であり、つまり、自分こそが本当の体の持ち主だと言う。
庚よりも数段も身体能力が上回り、その技巧は神無や弥星を上回るとも思われる。
庚とは違い、好戦的な性格をしている。他人を傷つけることを平気でズバズバ口にするが、悪気を持って言っているわけではないから、許されると信じるよう な、
子供のような純真な心を併せ持つ。
庚と同じで、丙にも記憶はない。







 本名・刹那(せつな)

こ のスナイパーの指揮をとる少女。金糸の髪に黄金の瞳といった、とても美しい顔立ちをしている。
攻撃力を誇るスナイパーの面々を束ねるという才覚を持ち、組織を次々と壊滅させていくのだが、その理由を仲間達にも知らせてはいない。
そんな破壊的な顔を見せる一方で、花々を育て、お菓子作りが趣味というような、普通の優しい少女のような顔も持っている。





弥星(やぼし)

元 国家のスパイとして育てあげられた少年。
任務失敗と同時に逃亡し、姫に匿われたことで一命を取りとめた。その後、姫へは忠実な忠誠を誓い、姫を深く愛することになった。
銃の使い方や爆薬の作り方、また、変装や土地勘、たくみな言語など、多彩な才を見せる。
話す時は常に敬語で穏やかな笑みを絶やさないがしかし、いけしゃあしゃあと自分の道を思うように歩くすさまじい性格をしている。





茄 月(き)

特 攻役であり、直接攻撃を得意とする少女。葉月という、双子の兄がいる。
元気いっぱいな性格であり、余計なことにもすぐ顔をつっこむので、トラブルメーカーになっているといえなくもない。
スナイパー内では、メンバー全員の妹的存在になっている。元怪盗。
その細身の体では想像もつかないほどの量を暴飲暴食する。
ほのかに庚に想いをよせており、丙のことは嫌っている。





葉月(はづき)

眼鏡をかけた、頭脳派の少年。スナイパーでは姫と同様、 指揮を執る役目を担っている。茄月という、双子の妹がいる。
常にパソコンを携帯し、性格は冷静沈着。茄月、玖音、弥星に巻き込まれる庚を、唯一可哀相に思いながら見つめている。だけど助けない。
機械や科学などの天才的な才能を持つ。元怪盗。
妹、茄月に対しては過保護なほどの態度をとる。弥星などに「シスコン」と言われるが、自分で認めているので気にしない。







神無(かんな)

〈月 影〉と呼ばれる、暗殺を生業とする家に生まれた女性。白夜(びゃくや)という弟を持つ。
〈月影〉を抜けて、偶然出会った玖音と共に行動する。その後、姫のスカウトを受けてスナイパーに入った。
派手で端整な顔立ちをした美人。性格はサバサバとしている。幼い頃から暗殺術を叩き込まれたため、その道は女性の身でありながら随一。
庚の秘めた潜在能力の高さを認め、庚を鍛え上げようとする。






玖音(くおん)


神 無と共に暗殺業をしているときに、姫にスカウトを受けてスナイパーに入った男性。衣織(いおり)という妹がいた。
女好きで酒好き、さらに自分が眠りたいときに眠ればよし。という堕落した性格だが、それでいて洞察力に優れ、実はスナイパーのメンバーの面々を
深く理解している。時に影ながら彼らの調和を保たせているのも、この玖音である。
ゆえに一人際立った丙のことを、一番最初に認め、受け入れてやった。短剣使い。








メ ンバーの補助


海喜(かいき)


姫の過去を知る数少ない人物。初老の紳士。
政府に所属する医師という肩書きを持ちながら、裏の組織を壊滅させるスナイパー、ひいては姫の援助を行っている。



(な ぎさ)

姫 の過去を知る数少ない人物。女性。
政府に所属する警察官という肩書きを持ちながら、裏の組織を壊滅させるスナイパー、ひいては姫の援助を行っている。







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